2014年9月20日土曜日

水明荘キャンプサイト@四尾連湖

標高850m静かな山上湖で自然に包まれる『水明荘』キャンプサイト

9月の三連休をY家とぶどう狩りすることが決まったのは、出発の2週間前。ぶどう農園近隣のキャンプ場を探したが、勝沼、塩山あたりは、意外にも少なかった。そこで、南アルプス市のぶどう農園を中心に探すことにしました。そこで見つけたのが、四尾連湖畔にある水明荘キャンプサイト。ここは、山荘が運営しているキャンプサイトなので、キャンプ場としてはあまり知られていない。ネットで調べたところ、湖畔沿いで穴場的な雰囲気だったので、予約することに。そして期待以上の満足を得ることができました。



紹介する上で最初にいいたいのは、ここは初心者向けではありません。キャンプサイトは、山荘から離れていて、一輪車またはボート(有料)で荷物を運ぶ必要がある。山荘に着いたら、荷物を下ろして車はまた別のところに停める。山荘からサイトまでは、一輪車で片道10分〜15分。湖畔沿いの狭い道を押していくので決して、ラクではない。我々は、ボートを使ったが、一家族で2往復。運搬だけで1時間かかった。テントの組み立てに慣れないと、準備だけで日が暮れてしまうだろう。



設備も決して充実していない。トイレ(ぼっとん)、水場はあるが、それぞれ1箇所にあるだけ。野生感溢れるサイトである。それだけに、経験豊富なキャンパーが多く(そう思える)、マナーもいい。何よりもバカ騒ぎする学生がいない。見た感じ、湖でカヤックを楽しむ常連キャンパーが多そうだ。静かに自然を満喫したい我が家にとって、望んでいた環境である。大事なお風呂は、対岸の山荘を有料で借りることができる。家族風呂なので、広くはないが、ここは山深いキャンプ場、贅沢を言ってはいけない。ただし、往復30分の歩きがあるので、風呂上がりで風邪を引かないように気をつけよう。




今回訪れたのは、9月の三連休。深い緑に囲まれた四尾連湖であったが、桜の木は少し紅葉していた。親切な山荘オーナー曰く、11月中旬が一番の見頃らしい。さすがにこの時は、夜が寒いので、もし行くのなら山荘に泊まろうかな♪写真好きの僕としては、ぜひ、燃えるような紅葉を見てみたいものだ。ちなみに、この時に訪れたぶどう農園は、『米山しげのぶ農園』である。

我が家の評価

サイトの雰囲気 ★★★★★
施設の充実度合 ★★
トイレ等の衛生 ★★
スタッフの印象 ★★★★★


2014年9月19日金曜日

八木キャンプ場@奥大井

SLと自然と温泉を満喫できる『八木キャンプ場

2014年5月GW。恒例となったY家とのキャンプ旅行。3回目となる今回は、SLが乗れる大井川鐵道の終点、千頭駅から車で10分ドライブしたところにある、八木キャンプ場。大井川の河畔にある八木キャンプ場は、ガイドブックに載ってなく、そこまで有名ではない。しかし、近くに温泉施設「もりのいずみ」や吊り橋があるなど、ファミリー向けな要素がいくつかある。GWとも重なり、キャンプ場は大勢のキャンパーで賑わっていた。



サイトは、川に沿って2段になって横に広がっている。上段が林の中にあって人気があり、到着したお昼頃には、ほぼ埋まっていた。我々は、川側の下段の一番端にテントを貼ることにした。人混みをさけたサイトは、静かで子どもたちも直接川へ遊びにいけるので、僕としては下段をオススメしたい。



八木キャンプ場は、トイレとコインシャワーと受付ぐらいで施設は、特に充実していないがキレイに管理されている。他のキャンパーも経験者が多そうなので、マナーも悪くなかった。と思ったのだが、キャンプ場から歩いて5分ぐらいのところにある温泉施設は、大勢の家族で賑わっていた。特に子ども...無法地帯とまではいかないが、露天風呂に飛び込んだり、走り回ったり、とても静かに湯に浸ることはできなかった。このような子どもを放置する親の神経を僕は疑いたい。と同時に自分の子どもにはちゃんとマナーを守るように教育せねばと、自分を戒めた。



2泊して、ちょっと困ったのがキャンプ場の近くにスーパーがないことだった。さすが奥大井、同じ静岡県でも富士五湖のようなメッカとは違うね。駅前の商店でペットボトルを購入するぐらいで済んだが、はじめて行かれるかたには、ちゃんと食料を確保することを薦めたい。

SLは、千頭駅から上り列車を予約。下りより空いているので、オススメ。我々は、途中駅で降りて、普通列車(といっても懐かしいビスターカーだが)で千頭まで戻った。SLに子ども達は、よろこび非常に良い体験ができたと思う。自然派には、寸又峡が車で30分でいける。GWの新緑以上に、秋の紅葉に訪れてみたいものだ。




大井川沿いには、キャンプ場がいくつか点在するが、観光へのアクセスと温泉を求めるのなら、八木キャンプ場はオススメである。

我が家の評価(5つ星満点)

サイトの雰囲気 ★★★
施設の充実度  ★★★★
トイレ等の衛生 ★★★★
スタッフの印象 ★★★

2014年5月6日火曜日

神山(みやま)温泉オートキャンプ場@日光

源泉掛け流しの露天風呂と
本格的なログハウスが楽しめる『神山(みやま)温泉オートキャンプ場

2013年6月。梅雨時のキャンプを楽しむのならログハウス。さらに温泉までついていれば、雨で外で遊べなくても何かしら納得できるしょう、っというわけで予約したのが神山(みやま)温泉オートキャンプ場。ここは、日光猿軍団の校長先生が経営しているキャンプ場。なんと校長自らログハウスを立てたとか・・・校長先生にそんな趣味があったとは、知らなかった。

さて、日光宇都宮道路の今市ICを降りて車で15分。緑に囲まれた静かなところにキャンプ場はある。入口にはマスとイワナの釣り堀があるが、土日にも関わらず閑散としている。静かにキャンプしたい我が家にとってはたまらん環境である。



受付を終えて、指定されたログハウスは「花」。愛犬と同じ名前でなのも何かの縁か、とても雰囲気のあるログハウスである。ロフト付きの2階建ては、大人6名は余裕で泊まれる広さがある。ちなみにテレビ、トイレ、風呂はない。キャンプ場なので、気にしない。目の前のウッドデッキで火はおこせないが、ガスコンロはOK。まぁ、目の前にスペースがあるので、そこでダッチオーブンを焼くことに。





ご飯をゆっくりと思ったら、温泉は18時で受付終了。急いで片付けて露天風呂へ。他に若い男女のグループが1組いただけなので、露天風呂も空いている。静かな露天風呂は、硫黄のにおいが漂って、泉質もすごくいい(感じがする)。下のせせらぎの音も心地よく、とにかく開放感があって気持ちの良い露天風呂である。



今回は1泊しかしていないが、ログハウスには布団もありテントと比べて断然快適なので数泊すれば日光や霧降高原の観光の拠点になる。GWや盆休みでの混雑具合は知らないが、ちょっと時期をずらせばプライベート感溢れるキャンプが楽しめる。とにかく静かに温泉とキャンプを楽しむのなら、神山(みやま)温泉オートキャンプ場がオススメです!





我が家の評価(5つ星満点)  

サイトの雰囲気 ★★★★ 
施設の充実度合 ★★★ 
トイレ等の衛生 ★★★ 
スタッフの印象 ★★★